なかよし園

外観
多目的室
遊戯室

なかよし園

老朽化、狭小化に伴い建替を計画するにあたり、民間の活用を視野に入れながら施設設計を行いました。

職員室を中庭と園庭の全てを見渡せる位置とすることで、児童や保護者、施設利用者の出入りを確認することにより安全性を確保しました。また、東側のゲートを開閉することで外部からの人の流れを制限することができます。

中庭を中心に日々の生活で児童の成長が促進できる様に配置しました。中庭は保育室に自然光や風を導き入れる空間でもあり自然エネルギーの利用にも効果的です。

施設シンボルとなるよう特徴的屋根のホールを設けました。

保育室は建具を全て開放し、広い廊下と一体で使用することができ、保育室-廊下-中庭の全てを活用した保育が可能となります。

木造在来工法と遊戯室部分を大断面構造とし、軸組を表しにすることで、木の温もりが感じられる広い空間となりました。

施設概要

施   主大崎市
施 工 地宮城県大崎市
構造・延べ床面積W1F 1,800㎡
竣 工 年2009年