古川東町カトリック保育園

外観
保育室
遊戯室
児童用便所
廊下

古川東町カトリック保育園

大崎市の市街地にある教会に隣接した保育園です。 

既存施設が老朽化したことと、待機児童の解消を目的として建替えを計画しました。

敷地は市街地の中心部にあることから狭小で、大通りから奥まった位置にあります。限られた敷地を有効活用する為に建物を2階建てにするとこで、広い園庭を確保することができました。

園児と施設全体の安全に配慮する為、2階に職員室、1階に事務室を設けることで、園庭まで全て見渡すことが出来るようにしました。

2階保育室の採光を確保するために、遊戯室の屋根の高さを低く抑える必要がありました。そのため遊戯室の床を一段下げることで天井高さを確保すると共に、普段利用頻度の少ないステージと廊下の床レベルを同一とし、利用頻度を高める計画としました。

また遊戯室に隣接する保育室の可動間仕切りを開放することで一体の空間となり、ギャラリーとしても利用できます。

施設概要

施   主社会福祉法人カトリック児童福祉会
施 工 地宮城県大崎市
構造・延べ床面積S2F 657㎡
竣 工 年2011年